用語解説

徐脈

心臓の動きのリズムが不規則であったり、極端に頻度が高かったり少なかったりすることを不整脈という。
通常、脈拍は1分間に50回~100回ほどだが、「徐脈」は脈拍が1分間に50回未満となる不整脈である。
原因としては心臓を動かす部位の病気のほか、血圧などをコントロールする「自律神経」の乱れなどがあげられ、そのほか動脈硬化(血管が固くなる状態)や甲状腺ホルモンの分泌が減ること、血圧を下げる薬や抗うつ薬の副作用も徐脈を引き起こす原因となる。
徐脈になるとめまいや息切れなどが起こりがちになる。